スッキリわかるSQL入門を読んでみて

この記事はスッキリわかるSQL入門を読んでみた後の感想です。

 

・良かったところ

SQLについて初学者でも分かりやすいようにテーブル操作からDB設計まで説明されていた。

また、各章と巻末に練習問題が用意されており、単純に本を読むだけでなく自分でDBを操作する機会を多くえ得ることができた。

出版社が用意したdokoQLというWebアプリが用意されており、ネットさえ繋がっていればDBをPCにインストールしなくてもDB操作の練習をすることができます。

 

・悪かったところ

改良してもらえると使いやすいと思われる点として、練習問題の解答を別冊にして本編から切り離しができるようになっていれば答え合わせがもっと楽になると思いました。

本編と一緒になっていると左右に捲っての繰り返しになりますが、どこの行を見ていたか分からなくなってしまうことが何度かありました。

 

・学んだこと

DML, DDL でDBの操作及びテーブル作成、設計方法を学ぶことでシステム開発者の視点として客先からのヒアリングを通したDB設計を擬似的に体験することができました。

 

・難しかったこと

巻末の問題は256問というなかなかのボリュームがあり、結構苦労しました。

特に最初の方の問題は本編で読んだ内容を忘れているところもあったので、思い出しながら取り組んでいたので想像以上に時間がかかりました。

また、DB設計に関して客先からのヒアリング内容と客先で使用されているExcelシートの内容をもとに設計を行う問題がありましたが、本編で読んでいたとはいえ難しかったです。

特にテーブル設計の前準備として既存の状態を非正規形のテーブルに落とし込む所は難儀でした。巻末問題で数はことなしましたが、まだまだ力不足だと感じています。

 

今後もロードマップを進めながらDBを扱うことは多々あると思うので、必要に応じてこの書籍を使いながら振り返りたいと思います。