プロを目指す人のためのRuby入門を読んでみて

この記事は「プロを目指す人のためのRuby入門」を読んだ感想記事です。

 

・良かったところ

仕事としてRubyを使うために必要な内容が盛り込まれていて、これをマスターしていれば現場に入っても担当する業務が全く分からないということは無さそうだと感じることができた。

また、同じ書籍内で一度登場した内容は再度登場した時には大抵初回登場時の場所を記載してくれているので、戻って内容を確認するのがとてもやり易くて助かった。

 

・悪かったところ

悪かった所というよりもこの本がもう少しこんな感じだったらより良かったと感じられたのではないか、と思った所。

大抵の章には例題が設けられていて各章の内容理解を容易にする為に役立っているのだが、章ごとに1題しか無いので、量的には10題も無いくらいなのだ。できればもう少し量を多くしてより多くの書籍内容を例題で扱うような構成にして欲しかった。

 

・学んだこと

各章ともに内容が濃ゆく、現状は本を読み切っただけで自分の中に落とし込めたとは言えない状態。

中でも正規表現は初めての学習で名前だけはちらほらと耳にすることはあったが、内容はといえば今まで触れることが無かった。書籍内だでけでなく、著者のブログ記事で基礎を学んだ後に書籍内容へ戻ってきて学んだわけだが、規則があり上手く使いこなせればとても強力なツールになりそうだという印象を持てた。事前準備で読んだ著者のブログ記事はとても分かり易く正規表現の理解にとても役立った。

 

・難しかったこと

書籍にも書いてあった通り、7〜11章が難しかった。当然、一回読んだだけでは理解できないし、覚えることもできないので本を読み切るまででも何度も同じ所を読み返す必要があった。クラスの章などで変数やブロックパラメータを辿っていろんな所へ飛んでいくと理解し辛い所が多々あったので、時間をかけて追いかけてから何とか理解するように努めた。

今後もロードマップを進める中で出会うことになると思うので、折に触れて復習するようにしたい。